大阪中之島の歯科医院 DUO大阪歯科医院

デュオ大阪歯科医院

大阪中之島 DUO大阪歯科医院

大阪府大阪市北区中之島3-3-3 中之島三井ビルディング 1階
TEL:06-6136-6480 FAX:06-6136-6481
インプラント − 歯、口腔機能を保存するために −

不幸にも歯を失われた患者さんに対して、我々も積極的にインプラントお勧めする場合がございます。
どのような場合かと申しますと
1.機能と審美性の回復
入れ歯、ブリッジ (接着性ブリッジも含む) が何らかの理由で入れることが出来ず、口腔機能および及び審美性が著しく損なわれており、健康な自分の歯を有していた時と同様もしくはそれ以上に機能と審美性を回復させたい場合。ここでいう口腔機能とは以下のことを指します。
@ 食べる(噛む、すりつぶす、飲み込む、味わう等)
A 話す(発音、歌う、会話、コミュニケーション等)
2.なんでも食べられる義歯を望まれる場合
入れ歯を動かないように固定するための歯がないが、高機能で外れる心配がなく、なんでも食べられる義歯を望まれる場合。
3.残っている歯の寿命を延ばすため
口腔機能が損なわれているだけでなく、残っている歯が少ないことによりそれぞれの歯にかかる力の負担が大きくなり、残っている歯の寿命を縮める可能性がある場合

1,2の場合はもちろんですが、3番の部分も我々が -Save your teeth- を専門医チームコンセプトとして掲げている、大切な部分になって参ります。

インプラントは科学的根拠が蓄積した世界中で認められている治療です。だからと言って万能でも永久に持つと断言できるわけでもありません(Berglundh et al., 2002)。ただし、適応症に用いるとこれほど患者さんに喜んで頂ける治療も少ないのではないでしょうか。

私たちは治療プランを考える際、"インプラントしかありませんね"という言い方は基本的にいたしません。

他のプランと利点、欠点、費用、期間など患者さんが気になる部分をすべてクリアにしてから、必要に応じてインプラントを使用致します。当院院長はヨーロッパ歯周病/インプラント専門医でありますので、日本での多数のインプラント治療経験に加え、スウェーデン、イエテボリ大学での3年間の厳しいプログラムを通し、培った経験、技術、知識を通じグローバルスタンダードな治療をご提供する充分な準備が出来ております。

私たちが使用するインプラントはスウェーデン、イエテボリ大学歯周病科が大いに研究、開発に関わっているスウェーデン製のアストラテックインプラントシステム(http://www.dentsplyimplants.us/Implant-systems/Discover-Astra-Tech-Implant-System/BioManagement-Complex)で、当院の厳密な器具滅菌態勢のもと安心安全な治療を受けていただくことができます。


インプラント治療の流れ

1.カウンセリング
まず必要な資料をとり、診査・診断をいたします。その後個々の患者さんに応じて最適な治療法や費用などをご説明いたします。疑問点などがありましたら、遠慮なくお尋ねください。当院ではインプラント治療についてしっかりとご理解を頂いた後に治療に入ります。
カウンセリング
2.インプラント埋入のための前処理
まず口全体の診断の後、虫歯、根っこの病気、歯周病などを先に治療していきます(場合により平行して進めていきます)。骨、歯ぐきが不足している場合はそれらの再生を先に行なうことがあります。

3.インプラント埋入
顎の骨にインプラントを埋入し、歯ぐきでカバーしてしまいます。その後数ヶ月の治癒期間をおき、インプラントと骨をしっかりと結合させます(オッセオインテグレーションといいます)。
インプラント埋入

4.2次手術
インプラントと骨が結合したら、歯ぐきを切開し人工の歯を取りつける部品(アバットメント)を連結する手術を行います。その後、歯ぐきの治りを待ちます(2〜4週間)。その間に歯型を採って仮歯をつくり、噛み合わせを調整します。(写真4)
二次手術
5.人工歯作製
歯ぐきがきれいに治ったら、実際に歯として機能する部分(人工歯)をつくります。型を採ってから1〜2週間ででき上がります。

6.装着
人工歯をインプラントに装着します。人工歯は仮止めができるセメントで装着するかネジ止めしますので、基本的に、なにか問題が起こった時には人工歯を外すことができます。(写真6)
装着
7.メインテナンス(定期健診)
インプラントは、天然歯と同様、口腔内を清潔に保たなければ長期間使用することはできません。しかし定期健診時のクリーニングと日々のブラッシングにより長期にわたって健康な状態が維持できます。そのためインプラントをなさった患者さんの定期検診は必須事項となります。


インプラント治療のメリットとデメリット

メリット

デメリット

天然の歯に近い審美性と機能回復が可能 治療期間が長いことがある
インプラントで噛むことにより、顎に適切な力がかかり、顎の骨が痩せていくことを防ぐことができる 体の状態や骨の状態によりインプラント治療ができないことがある。
インプラントは骨の中で固定されているため、しっかりと噛むことができる 保険適用外
周囲の歯を削らず、歯のない部位に固定性の人工歯をいれることができる  
歯科医院での注意深いメインテナンスと患者さんのインプラント周囲のブラッシングが適切に行われれば基本的に長期間使用できる  



インプラント治療症例


症例1 垂直、水平骨造成、軟組織の増生


症例1 垂直、水平骨造成、軟組織の増生


東京在住だった30代男性。もともと犬歯が顎の中に埋まっており、それを矯正しようとされ、失敗。その後再植といって一度その歯を抜いて欠損部に植えかえる処置も失敗。その後インプラント治療のために骨造成術を受けるも感染がおこり、紹介で当院に来院された患者さん。

症例1 垂直、水平骨造成、軟組織の増生 2 まず歯ぐきと骨の再生を行い、初診の状況から大きく組織が増えていることがわかる。相当な組織がなくなっていたため3度の軟組織移植を最終補綴までに行っている。

症例1 垂直、水平骨造成、軟組織の増生 3 最終補綴装着後。1年経過時
初診時の状況から比べると随分審美性の改善が認められる。ついに悩みの部位の治療が完了し、患者さんはとても喜んでおられる。





症例2 上顎洞挙上術


50代男性。全体的にむし歯、歯周病、根の病気など問題を抱えていたが全体的に治療を行なう一環で、左上を入れ歯にしたくないという思いがありインプラント治療を行なうこととした。
左上4番目の歯は折れており、そこが原因で骨が感染によりなくなっている。5番目の歯があった部分は上顎洞という空洞のおかげでインプラント治療をそのままでは行なうことができなかった。
そこで同部に骨再生術と上顎洞挙上術といわれる骨を増やす処置を行い、半年後に骨がもどっていることを確認ののちインプラントを適用。
現在ではなんでもしっかりと食べれるようになり機能を回復させることができた。

症例2 上顎洞挙上術


上顎洞挙上術と骨再生術を左上のインプラント予定部に行い、骨が回復したところでインプラントを行い最終のクラウンがはいっているところ。インプラントは安定しており、充分にかみ合わせを支えることが出来ている。





症例3 垂直、水平的骨造成、インプラント


症例3 垂直、水平的骨造成、インプラント1


症例3 垂直、水平的骨造成、インプラント2 40代女性
他院で1年前に入れたインプラントが重度インプラント周囲炎に罹患。
同部からの排膿と傷みが止まらず、当院紹介となる。
重度感染のため、残すことが不可能なことを説明、インプラントの撤去となるが、同部に大きな骨、歯ぐきの喪失がみられる。


患者さんは同部の再インプラント治療を希望されていたため、骨、歯ぐきともに再生させる必要があり、同部の骨再再生術をまず行った。


症例3 垂直、水平的骨造成、インプラント3

大きく自己の骨を再生させる必要があるため、患者さん本人の他部位から骨を採取、同部への移植を行った。
(ブロックグラフト)


充分に骨が再生したところでインプラントを埋入し、歯ぐきの増生を試みたのち、数カ月後に仮歯をとりつけたところ。インプラント周囲の骨は充分に回復している。


症例3 垂直、水平的骨造成、インプラント4 仮歯を取り付け、機能を確認しているところ。
少しずつ仮歯の調整を行いながら歯ぐきの成長を促し、歯と歯の隙間をコントロールしていく。


参考文献
Berglundh, T., Persson, L. & Klinge, B. (2002) A systematic review of the incidence of biological and technical complications in implant dentistry reported in prospective longitudinal studies of at least 5 years. J Clin Periodontol 29 Suppl 3, 197-212; discussion 232-193. doi:019 [pii].




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